7月16日 −イベント・川中島合戦
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川中島合戦
左図は、上杉謙信が斬りこんでくるのを、軍配で受けようとする信玄の姿。
戦国時代にあってもこうした一騎討ちは珍しく、今でも有名な合戦の一つとして広く知られている。 |
総大将同士の一騎打ちほど戦国ロマンをかきたてられるものはありません。黒澤明の『影武者』では触れられていませんでしたが、大河ドラマ・武田信玄<総集編>では中井貴一と柴田恭平が名演したシーンです。
いままでは、夜のかがり火のなかで騎馬武者などが勇壮に行進する信玄公祭りしか行ったことがなかったのですが、石和の戦国絵巻がこれほど盛大にやっていると知って参加したくなりました。
じつは、この一騎打ち自体がお互いの影武者同士によるものではなかったのか、という考えもあるそうですが、やはり今となってははっきりしたことは分からないようです。でも、だからこそ解釈の余地が残っていて、その分イメージが豊かに膨らみますよね。来年の戦国絵巻が楽しみです。
【川中島合戦・写真】
■石和川中島合戦戦国絵巻・・・実際に石和の川中島合戦戦国絵巻に参加している方の体験レポートと、写真が2000年から2002年にかけ
てあります。お祭りの雰囲気がものすごくよく伝わってきます。 ■1999年石和温泉川中島合戦絵巻 第1集 ・ 第2集・・・1999年のものですが迫力ある大きな写真が豊富にあります。臨場感ありますね。
■川中島・・・長野市による川中島合戦にゆかりがある地の紹介コーナーです。武田・上杉両武将のプロフィールを比較していたり、戦法の解説もあります。
【浮世絵・屏風】
■川中島合戦・・・川中島の合戦を題材にした浮世絵(武者絵)は当時人気があったそうです。いろいろな浮世絵師による作品が見れます。また、絵葉書もあるそうです。
■紀州本 川中島合戦図屏風・・・複製ですがよくできた屏風絵です。解説もあります。オリジナルはこのすぐ下にリンクしておきます。 ■川中島合戦図屏風・・・
タイトルが関ヶ原合戦になっていてびっくりするかもしれないですが、これはよくみると確かに川中島の合戦屏風であることが分かります。上の屏風画像がうまく拡大表示されないときに、こちらを見るといいかもしれません。一枚単位で大きな画像が見れます。これがオリジナルの本物ですね。
【関連書籍】
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戦史ドキュメント 川中島の戦い〈上〉学研M文庫
・・・アマゾンにリンクをはっておきました。
<下巻>
と一緒にどうぞ。
おまけ
■石和川中島合戦絵巻御深会・・・
武将など時代装束の個人ファンサイトでみつけたおもしろい画像です。オフ会の報告書を『JJ』の表紙風に画像編集しています。
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